中野・マンションリノベーション

建主さんより「賃貸に出しているマンションを借主さんが退出したのを機にリノベーションをしたいと」のご依頼を受けました。今後は人に貸すのではなくご家族がセカンドハウス的に利用したいとのこと。

4階建てのマンションの最上階のリフォーム。最上階には切妻の屋根がかかっていて天井がフラットだったのですが昔の図面をみると天井裏が空洞のようだったので屋根勾配なりに天井を高くしました。換気ダクトのルートをぎりぎりよける形で整理し天井の高さを決定しました。

床板はもともとのフローリングの上から施工できる厚みの薄いリノベーション用の商品を使用。既存の床板の「解体」、「下地をつくる手間と材料」を減らせるので使用が可能な場合はコストダウンになります。
グレー系の色のフローリング、建具はもともとのアルミサッシュに合わせたブラックを採用しインテリアの色彩を白、ブラック、グレーで概ね統一しました。

LDKに可動間仕切りを設け、ある時はリビング、ある時は個室的な使い方というように使い方に様々なバリエーションを持たせました。普段は大きなリビング、必要に応じてベッドルームという使い方も想定しています。

またロフトはもともと有った小屋裏収納をリビング側からアクセスできるようして使い勝手を良くし、入り口を開放することで空間に広がりを持たせました。

洗面化粧台やキッチンはシンプルな物を採用してコストを抑えつつも色合いを全体のトーンに合わせました。キッチンや洗面の照明・タイルなどは建主さんがセンスの良いものを選定。